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エストニア 歌と踊りの祭典

今年は、タリン街外れの「歌の原」で、5年に一度の「歌と踊りの祭典」がおこなわれるメモリアルイヤー。
民族衣装に身をつつんだ3万人以上の歌い手がエストニア各地から集まり、観客数は10万人以上になるエストニアで最大のこの祭典、ユネスコの世界遺産(無形遺産)にも指定されています。

第一回の「歌の祭典」がエストニア南部のタルトゥで行なわれたのは、ロシア統治下の1869年。
1940年以降のソ連時代はエストニア民族の歌は禁止され、レーニンやスターリンを賞賛する歌を歌うしかなかったそう。
1985年にソ連ではゴルバチョフが書記長に就任し、バルト三国でも独立の気運が高まった1988年、独立を目指すグループが呼びかけ、9月11日に約30万人が集まった「歌の祭典」が行なわれました。

エストニアの人々は歌で心をひとつにし、「のっぽのヘルマン(タリンのランドマークでトームペア城内にある50.2mの塔)にエストニア国旗を掲げよう!」と誓いあったそう。
ソ連の弾圧に暴力で抵抗するのではなく、独立への熱い思いを歌に託したエストニアの人々…。
この話を知ったときは、鳥肌がたつくらい感動しました。

歌による独立運動はラトビアやリトアニアにも波及し、「歌いながらの革命」と呼ばれるようになりました。
今年のエストニアの祭典は7月2日?5日。
また更に今年はリトアニア・ヴィリニュスでも4年に一度の祭典が。
エストニアとリトアニアの祭典が一度に見れる20年に一度のチャンスだそうです。

httpv://www.youtube.com/watch?v=08nf7hk4iBov

こちらは5年前、2004年のエストニアの祭典の様子。
「Mu Isamaa on Minu Arm(我が祖国、我が愛)」はエストニアの第二の国歌とも言うべき曲だそうです。

バルト三国添乗日記? ?タリン編?

6度!!

6度!!

突然ですが、これはいつの気温でしょう?

正解は6月初旬のエストニア・タリンの最高気温です。(涙)
私は夏が大好きで、寒いのは大の苦手。
添乗前に現地に問い合わせたところ「今週末は25度まで上がったよ!」というルンルンなメールをもらい、安心していたのに…私のバルト三国上陸と共に冬に逆戻り。
この気まぐれなお天気にはタリンの人々もいたくお怒りで、友人は「移住してやる!!」と言っていました。(笑)

かもめも寒そう・・・

かもめも寒そう・・・

さて、寒さに負けてしまいそうになった私、旧市街のお店でこんなものを買いました!
おばあちゃんがお店番の、エストニア伝統の手作り品を売る小さなお店で見つけた手編みの手袋。
実はここはエストニア民芸品組合のお店で、品質が高くデザインもかわいい手工芸品がたくさんあります。

手編みの手袋

手編みの手袋

お店にはこんな柄のミトンも♪♪
子供用しかなくて断念しましたが、すっごくかわいい!!
(この柄はこのお店のオリジナルなんですって。)

ネコ柄ミトン

ネコ柄ミトン

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報

フィンランドでの夏至祭の思い出

フィンランドには、夏の訪れをお祝いする夏至祭というお祭りがあります。
人々はこの年に一度のお祭りを心待ちにし、当日はここぞとばかりにはしゃぎます。
日照時間が長い白夜の季節なので、夜の11時でもこんなに明るい!

夏至祭当日

夏至祭当日の夜

夏至祭当日の夜は、特別な言い伝えがあります。それは
枕の下に7種類のお花を入れると、その日の夢に将来の結婚相手が見える
または、夢に出てきた人と永遠に結ばれる、とも言われています。

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実際に入れたお花です。

実際に入れたお花です。

女子としては、こんな話を聞いたらやるしかない!と言うことで、私も実際に試してみました。
お花の種類は問わないようなので、辺りに咲いている雑草(?)をせっせと七種類集めました。

結果は・・・・、なぜかジャ○ーズの某アイドルさんが出て来て(特に熱烈なファンでもなかったのに)、
未だにその方とは結ばれていません(笑)。
手を抜いて雑草を集めたのがいけなかったのかしら!?
結果はどうあれ、すごく夢があってフィンランドらしいな、と思う素敵な言い伝えです。

ちなみに今年の夏至祭は6月20日(土)です。
当日にフィンランドにいらっしゃるラッキーな方は、是非試してみてくださいね。