­

アパルトマンで暮らそう コペンハーゲン編

TOPページにWEB限定のキャンペーンツアーをUPしました!
11月だけのお得なツアーをお見逃しなく!

ゆったりのんびりな北欧の人々の暮らしに注目が集まる今、時には日常を離れ暮らすように旅してみるのはいかが?
さぁ携帯電話の電源を切って!
パソコン、テレビからも離れ、あてどなく異国の街を歩いてみましょう。
必要なのは、自分と向き合う時間かもしれません。

居心地の良いアパートメントホテル

居心地の良いアパートメントホテル

電子レンジや食洗機まであるキッチン

電子レンジや食洗機まであるキッチン

行きつけのカフェ、作ってみたりして。

行きつけのカフェ、作ってみたりして。

スーパーマーケットでかわいいパッケージ見っけ。

スーパーマーケットでかわいいパッケージ見っけ。

週末は蚤の市で掘り出し物探し。

週末は蚤の市で掘り出し物探し。

お花買って帰ろう!

お花買って帰ろう!

⇒『アパルトマンで暮らそう コペンハーゲン5日間 WEB限定キャンペーン』の日程表はこちら。

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報

デンマークデザインは地球を救うか

CPHにある北欧最大のデザイン/ブランディング会社「コントラプンクト」の代表、ボー・リンネマン氏による講演会「デンマークデザインは地球を救うか」に行ってきました。
こんとらぷんくと・・・?でざいんぶらんでぃんぐ・・・?地球を救う・・・?
聞きなれない言葉に壮大なテーマ・・・、どんな人のどんな講演か、全くわからないまま席につきました。

コントラプンクトの代表的な作品は、デスクワーカーなら毎日何度も目にするであろうマイクロソフトの現在のロゴ、デンマークを代表する企業、レゴやカールスバーグ、ダンスク銀行の現在のロゴ誰もが目にしたことがあるものです。
レゴやカールスバーグなど、皆が見慣れ、よく知られたロゴのリニューアルデザインは、チャレンジでもあったとリンネマンさんは語っていました。
ダンスク銀行のケースでは、北欧の古い建物にも新しい建物にも、どんな街角でも馴染むロゴ、看板にするのに気を遣ったとも話していました。
しかしコントラプンクトの仕事はロゴタイプのデザインだけにとどまりません。

彼らの代表作品にデンマーク第2の空港、「ビルン空港」がありますが、コントラプンクトは空港内の看板や印刷物に統一して使われるロゴはもちろん、案内表示、スタッフのユニフォーム、そしてインテリアに至るまでほとんど全てのデザインを担当しています。
空港といえば、どの国のどの都市でも似たような雰囲気、画一的な印象ですが、彼らはビルン空港をコスモポリタンな雰囲気を持ちつつもその土地ならではの特色、おもしろみのある空港にしたかったそうです。
チェックインカウンターには地域産の木材を使うなど、原材料にもこだわりがあります。
そしてかわいらしい蜂のモチーフがそこここに。
これは「小さな森と蜂が住むところ」という意味をもったビルンの街になぞらえた、ちょっとした遊び心だそう。
彼らの仕事は、単に物のデザインや造形をするのではなく、ひとつの大きなコンセプトにそって、それに関わる全てをデザインし、その全体によってブランドイメージを作り上げていく、というトータルなものなのです。

さてテーマの「デザインは地球を救うか」という問い。
リンネマンさんは「それには明確な答えを持ちませんが、我々デンマーク人は『個人の尊重』を大事にしています。ひとりひとりが幸せになれるようなプロダクト、イメージをデザインしていけば、大きな意味で地球を救えるかもしれません。」ということをおっしゃっていました。
「個人の尊重」という考え方は、コントラプンクトのデザインに共通するもののように感じました。

デンマークのインシュリンメーカーノヴォ・ノルディスクはコントラプンクトと共に、「Changing the way you see diabetes(糖尿病を変える)」というデザインプログラムを発表しています。
患者さんがいつも「自分は糖尿病だから」と考えずにすむように、という考え方から生まれたプロジェクトです。
1985年、コントラプンクトは日常生活に違和感のないペンタイプのインシュリン注射器「novo pen」をデザインしました。
現在、子供用のカラフルでポップなnovo penもあります。
リンネマンさんは「小さな子供にとって、注射器を持っているのを他の子供たちにからかわれたりするのはつらいことです。」とおっしゃっていました。
持っていてわくわくする雑貨のようなnovo penで、患者さんたちが悲しい気持ちをすることが少しでも減ればいいですね。

コントラプンクト社のホームページ内「OUR WORK」からビルン空港、ノヴォ・ノルディスクなどのブランドイメージをご覧いただけます。

北欧デザインが大人気の昨今、「北欧デザイン」とうたえば中身のないツアーでもお客様は来るかもしれません。
そんな中でフィンツアーは、お買い物ツアーに終わるのではなく、デザインの根底にある考え方にも触れられるようなツアーを作っていきたいな、と考えた一日でした。

※講演内容についてはメモしたものを正確にまとめたつもりですが、私の主観や印象も含まれていることをご理解ください。

⇒『北欧3ヶ国デザインを感じる旅』2009年11月22日(催行間近!)の日程表はこちら。

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報

デザインホテル紹介 スカンディック・アングレイス(ストックホルム)

ストックホルムのアングレイスをご紹介。
ストックホルムの中心エリアで、周囲にはお店もたくさん。

エッグチェアとオブジェ(ロビーにて)

エッグチェアとオブジェ(ロビーにて)

廊下に入ってまず目につくのが、ルームナンバーを示すライト!
部屋ごとにブルー系カラーだったりイエロー基調だったり、カラフルでかわいいです。

これでホテルでも迷わない!?

これでホテルでも迷わない!?

客室はシックな赤のファブリックとダークな木製家具で落ち着いた雰囲気。

スタンダードツインルーム

スタンダードツインルーム

…でもお部屋によって、壁に絵が飾ってあったり、おしゃれな壁画があったり、遊び心も満載。

HEJやMOIなどヨーロッパの言葉であいさつが書いてあります

HEJやMOIなどヨーロッパの言葉であいさつが書いてあります

備え付けのクローゼットも開くと…こんなにかわいらしい壁紙が!
このライオンの紋章はインテリア・デザインのメインモチーフとなっているようで、ライトや共有部分の壁紙にもなっています。

ライオンの紋章柄のブルーの壁紙

ライオンの紋章柄のブルーの壁紙

緑が気持ちいい!フムレ公園

緑が気持ちいい!フムレ公園

ホテルの目の前はフムレ公園という緑豊かなロケーション。
観光やお店巡りに疲れたら、どこかでサンドウィッチを買って、公園でぼんやりピクニックランチ!というのんびりスケジュールもおすすめ。

スカンディック・アングレイスのホテル料金はお問い合わせください。

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報