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北極点に近い島 スピッツベルゲン

極地好きにはたまらない憧れの地、スピッツベルゲン。
どこにあるかご存知ですか?
スカンジナビア半島から更に北へ、グリーンランドの横にあるノルウェー領の群島のひとつです。
地球儀で見ると支えの金具の下に隠れてしまっているなんてことも。
それだけ北極点に近いんです。

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そんな北に人が住めるの?と思われがちですが、スーパーをはじめとして、
郵便局、銀行、スポーツショップやお土産屋。更には幼稚園から小・中・高校
そして大学の研究施設まで、一通りそろっています。
もちろんホテルもありますからご心配なく。
初日の出は3月上旬ですが、4月中旬には白夜となり8月中旬まで明るい夜が
続きます。そしてあっという間に冬が来て、今度は極夜。
11月下旬には、昼の12時も夜中の12時も区別がつかなくなるほど暗くなります。

基本的に街に出てくることはありませんが、ホッキョクグマ(シロクマ)も暮らしています。
街の中心から離れた所へ行く時は、護身用にライフルを持つことが定められていて、
ハイキングでも犬ぞりでもアウトドアアクティビティーの際、ガイドは必ずライフルをかついでいます。

ライフルをかつぐガイド

ホッキョクグマを探すガイド

そして、おすすめは、なんといってもクルーズ!フィヨルドに崩れ落ちる氷河を間近で見たり、
氷の上に寝そべるアザラシやセイウチ、運がよければホッキョクグマの姿も見られます!!!
もっと北極点に近づいてみたい!という方には、北緯81度近くまで行く”北極遠征クルーズ”をおすすめします。

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氷の上で昼寝するあざらし

氷の上で昼寝するアザラシ

なんだかとっても遠そう・・・
ですが、オスロから飛行機で約2時間50分。成田から同日到着も可能です!

スピッツベルゲン?知られざる憧憬の島? 6日間
白熊の王国 スピッツベルゲン6日間【添乗員同行】
白熊の王国 スピッツベルゲン10日間【添乗員同行】

冬のノールカップ岬

ヨーロッパ最北端の地として知られるノールカップ岬。
夏場はノルウェー国内やフィンランドからの路線バスが通っていますが、冬場は道路が閉鎖されているため、基本的に一般車は入れません。
唯一の裏技(?)は沿岸急行船クルーズのエクスカーションツアーに参加すること!

ノールカップ岬

ノールカップ岬

吹きっさらしの風の寒いこと寒いこと・・・。

吹きっさらしの風の寒いこと寒いこと・・・。

2年前の冬、沿岸急行船に乗船した際にこのツアーに参加してみました。
私が心に残っているのはノールカップ岬そのものよりも、ホニングスヴォークの港からノールカップ岬にたどり着くまでの約30分のバスの道程です。

カラフルなホニングスヴォーグの家々。

カラフルなホニングスヴォーグの家々。

ホニングスヴォーグの町を抜けると、バスは海沿いを走り岬へと向かいます。
雪の白さと波の輝きが目にまぶしいほど。

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岬の方に登っていくにつれ、見渡す限り真っ白な地平線があらわれ、そこに冬の太陽の優しい光が雪をうすももいろに照らしていったのです。
まだ誰も踏み荒らしたり、轍のあとがついていない雪は、ホイップクリームのように柔らかく見えました。
その風景のなんと美しかったこと…今でも思い出します。

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冬のノールカップ岬もかなり!!おすすめですよ。

北の果てを目指すツアーはこちら。
沿岸急行船ナイトクルーズ、ノールカップ岬をめざせ! 7日間

ノルウェーの友人から

今日の地震の報道を見て、ノルウェーの友人からメールが「大丈夫?!」とメールが来ていました。
今回の地震は、海外でも報道されているそうです。距離が離れていても、心配してくれる人がいるのはありがたいことです。
メールをひらいた瞬間、なごみました。

それにしても、彼女は生まれてこのかた一度しか地震を経験したことがないそうです。
日本に住んでいると小さな地震なら日常茶飯事ですから、その感覚は逆に不思議なような…。

私も人ごとと思わず、備蓄を再確認しなくては、と改めて思いました。
被災地の皆さま、台風も重なって大変かと思いますが、くれぐれも二次災害が出ないよう、お気をつけください。

オーレスン(その友人の出身地)

オーレスン(その友人の出身地)