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ラトビア旅日記 -10- クルディーガ(Kuldiga)

リガから約200キロ、車で2時間半でクルディーガに到着。リガからは路線バスも1日に数本あるらしい。
童話に出てきそうな雰囲気の古い街並みが可愛らしい。

のどかな風景の中をお散歩しましょう

13世紀にはハンザ同盟都市となり、その後クールランド公国の首都として栄えた歴史があり、昔の建造物を修復再現して保存している。まだかなり修復が必要な建物も多いけれど、緑の芝生、昔の王宮あとに造園された彫刻のある公園、運河、かわいらしい家々など、散策がとても楽しい。

うーん、ヨーロッパで一番の滝って案内されたんだ・・・

ヨーロッパで一番の滝だ!って案内されて・・・えっ?あー・・・そういうこと・・・一番幅が広い滝ねっ、うん幅110mで高さが2mなのね。それは「ヴェンタの滝」正直滝は我々日本人にとっては高さがないと迫力に欠けて・・・うーん・・・微妙だけど、その川にかかる橋はかわいらしくて絵になるから、まぁありなのかな?

こっちは結構いいな、のんびり眺めましょう

そのほかに1900年のパリ万博でロシアのパビリオンとして建てられた建物がこの町にある。お金持ちの商人が婚約者へのプレゼントとして購入し、この地に移築したとか、家の前のお庭に婚約者の像までありました。すごーい、よっぽど好きだったんだなぁ。

パリ万博から婚約者にプレゼントするために運んできたそうな

町を散策するのには1時間くらいかけて、のんびりすごしてみるのもいいかもしれない。
リガから片道2時間半は往復日帰りするのは少々きついから、泊まるなら小さなホテルが数軒あるけれど、ここからロシア帝国時代やソ連時代のバルティック艦隊で有名な、かつての軍事拠点の港リエパーヤへは約90キロ、バスで1時間半ほどで行けるので組み合わせて訪れたらいいかなぁ。

時間がゆっくりながれます