バルト三国添乗日記? ?リーガ蚤の市編?
一年に一度、ラトビア民族博物館で行なわれるラトビア最大の民芸蚤の市。
実は私、「最大っていってもラトビアのことだし…」と少したかをくくっておりました。
今は自分の不明を恥じています。
本当に素晴らしいお祭りでした。
もちろんお買い物も楽しかったのですが、ラトビアの人々が受け継いできた文化や物作りの技術に感心し、それを守っていこうとする人々の心意気にとても感銘を受けました。
ほとんどの出展者は自分で作ったものや生産したものを直接売っています。
なので、自分の品物がいかに素晴らしいか、使い勝手がいいか、愛情をもってあつ?く語ってくれます。
なかには「私のおばあちゃんが作った手袋を売ってるんだー!」と嬉しそうに話す店番の10代の少女もいて、心があたたかくなりました。
このおばあちゃんも、どうやって麦わらを加工するか、麦畑の写真を持ち出して熱心に説明してくれました。
そんな風に手をかけて作ってくれたもの、粗末になんてできるわけがありません。
もうひとつ、素晴らしいと思ったのは、森のなかでのお祭りであるということ。
天候の影響を受けてはしまいますが、森のなかで過ごすことのなんと気持ち良いこと!
緑が目に優しく、鳥や虫の声が耳にささやく…。
お祭りという「人ごみ」のなかにいるのにストレスに感じないのは、森のなかだからかもしれないと思いました。
小雨降る肌寒いお天気でしたが、お客さんも出展者もみんな笑顔!!
写真で少しでも伝わると良いのですが…。
フィンツアー デザイン・雑貨関連情報
投稿日時:2009 年 7 月 23 日7:31 PM
カテゴリー:デザイン・雑貨,バルト3国,ラトビア,添乗レポート
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