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冬のノールカップ岬

ヨーロッパ最北端の地として知られるノールカップ岬。
夏場はノルウェー国内やフィンランドからの路線バスが通っていますが、冬場は道路が閉鎖されているため、基本的に一般車は入れません。
唯一の裏技(?)は沿岸急行船クルーズのエクスカーションツアーに参加すること!

ノールカップ岬

ノールカップ岬

吹きっさらしの風の寒いこと寒いこと・・・。

吹きっさらしの風の寒いこと寒いこと・・・。

2年前の冬、沿岸急行船に乗船した際にこのツアーに参加してみました。
私が心に残っているのはノールカップ岬そのものよりも、ホニングスヴォークの港からノールカップ岬にたどり着くまでの約30分のバスの道程です。

カラフルなホニングスヴォーグの家々。

カラフルなホニングスヴォーグの家々。

ホニングスヴォーグの町を抜けると、バスは海沿いを走り岬へと向かいます。
雪の白さと波の輝きが目にまぶしいほど。

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岬の方に登っていくにつれ、見渡す限り真っ白な地平線があらわれ、そこに冬の太陽の優しい光が雪をうすももいろに照らしていったのです。
まだ誰も踏み荒らしたり、轍のあとがついていない雪は、ホイップクリームのように柔らかく見えました。
その風景のなんと美しかったこと…今でも思い出します。

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冬のノールカップ岬もかなり!!おすすめですよ。

北の果てを目指すツアーはこちら。
沿岸急行船ナイトクルーズ、ノールカップ岬をめざせ! 7日間

クリスマスカードの季節

もういくつ寝ると♪・・・クリスマス・・・!!!
早いっ!この間まで半袖着ていたのに、もう年末?!という感じです。
皆さんは2009年、やり残したことはありませんか?

さて今年も北欧からクリスマスカードが届く季節になりました。

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封筒を開くときのワクワク感といったら!
その年のクリスマス切手のデザインも楽しみです。
エコと経済危機の影響でやはり経費削減の向きで、クリスマスカードも年々Eメールでのやりとりが多くなってきて、ちょっとさみしい・・・でも、時代の流れですね。

フィンランドではオーロラ・デザインの切手も最近発売されたようで、何種類かあるようなのでコレクションしています。
これからご旅行の方も、冬らしいデザインの切手を探してみてはどうでしょう?

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北欧デザインホテル紹介 ヘルカ(ヘルシンキ)

ヘルシンキ中心部のデザインホテル、ヘルカをご紹介します。
大手のホテルグループに属さない個人経営のホテルなので、アットホームで居心地が良いホテルです。
「単にデザインではなく、フィンランド・デザインにこだわったコンセプト・ホテルです」と誇らしげにスタッフの方が語っていたのが印象的です。

スタンダードツインルーム

スタンダードツインルーム

天井にフィンランドの自然の写真が。
寝転がると自然に包まれているような安らいだ気持ちに。

デスクに添えてあるイスはアアルトの代表作です。
アルテックの北欧家具でも、スツールや小物であれば頑張れば手が届く価格なので、購入をお考えの方はホテルで座り心地を試してみるのも良いですね。

レセプション

レセプション

レセプションにもアアルトの照明が。
光の洩れ方が優しくて素敵。
このように高さを変えていくつか飾るのもスズランの花のようでかわいいですね。

今写真を見ていて気付きましたが、スタッフの制服はマリメッコのヨカポイカ(Jokapoika)シャツ(50年代から生産し続けられているロングセラー)のような気がします。
確かめていないので間違っているかもしれませんが、もし当たっていたら、とことんフィンランドにこだわっているなぁ。

ロビーラウンジ

ロビーラウンジ

ロビーに置かれているのもアアルトのタンク(Tank)ソファです。
アニマル柄は下手すると下品になってしまいがちな素人には難しいアイテムですが、このソファはゼブラ柄でも北欧らしい清潔感がありますね。

ダイニングテーブルもアアルトの物ですが、このように高さの違うテーブルや机を並べるレイアウトはアアルトの自邸でも行なわれていました。
使わないときは小さなテーブルを大きなテーブルの下に入れてすっきりさせたり、段差を出して使い勝手を良くしたりという工夫です。

ヘルカのホテル料金はお問い合わせください。
『北欧3ヶ国デザインを感じる旅』2010年2月7日、3月1日出発ではヘルカ(スタンダードツインルーム)にお泊りいただくことができます。

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報