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フィンランドの松茸狩りツアー

2011年8月28日から9月3日かけて催行されたマツタケ狩りとハメ地方周遊7日間のツアーについてその戦果をご紹介します。

フィンランドでは日本国産の松茸と全く同じものが森で収穫できます。最近では日本のテレビ番組でも紹介されたり、日本にもフィンランド産やスウェーデン産の松茸が輸出されたりしています。そこでお客様に現地で実際に松茸狩りに挑戦して頂いて、さらに松茸パーティーを経験して頂くためにこのツアーを企画しました。
松茸狩りの場所は、フィンランド中南部にあるイカーリネンの周辺地域です。フィンランド国立森林総合研究所の研究員エイラ-マイヤ・サヴォネンさんにご協力を頂いて、マツタケプロジェクトの説明、現地での案内、そしてフィンランド風キノコ料理について貴重なお話を伺うことができました。

サヴォネンさんから事前説明を受ける

松茸狩り当日は出発前にサヴォネンさんから発生場所と野生のキノコについて事前説明を受けました。そして現地に車で移動、現地ではキノコ狩り専用ナイフ、先のとがった園芸用スコップ、収穫したキノコを入れるダンボール箱を持っていざ松茸狩りに出陣しました。

いよいよ松茸狩りに出陣

いよいよ松茸狩りに出陣



松茸の発生するアカマツ林

松茸の発生するアカマツ林

最初のうちはなかなか見つからなかったのですが、一旦見つかりだすと次から次へと松茸が見つかるものです。しかもすべて重量感たっぷりのジャンボサイズの松茸ばかり。これぞ秋の味覚の王者、松茸の香りに一同ただただ感動するばかりでした。おまけにポルチーニ、ショウゲンジといったほかの食用キノコも見つかり、これらも夕食の食材として収穫しました。

ついに松茸を発見

ついに松茸を発見



ジャンボサイズの松茸

ジャンボサイズの松茸



ポルチーニまで見つかる

ポルチーニまで見つかる

松茸は柄が地中深く潜っているので、まず園芸用スコップを使って途中で折れないように注意深く掘り出さなくてはなりません。その後、ブラシ付きのキノコ狩り専用ナイフを使って現地で傘や柄の汚れ落としと石突きを切り落とします。

注意深く松茸を掘上げる

注意深く松茸を掘上げる



キノコ狩り専用ナイフで松茸の汚れ落とし

キノコ狩り専用ナイフで松茸の汚れ落とし



持参した弁当で昼食

持参した弁当で昼食

夕食は収穫した松茸を始めとする野生キノコのパーティーです。サヴォネンさんには前菜としてポルチーニやショウゲンジを使ってフィンランド風キノコの炒めものが載ったライ麦パンを調理して頂きました。松茸は、松茸ご飯、松茸入り茶碗蒸し、松茸入りホッキョクイワナのホイル焼きとして調理しました。翌日にも松茸を使ってカレーライスやオーブン焼きに挑戦してみました。松茸三昧・松茸尽くしの料理の数々に参加者全員舌鼓を打ちました。

キノコの炒めものが載ったライ麦パン

キノコの炒めものが載ったライ麦パン



松茸ご飯

松茸ご飯



松茸入り茶碗蒸し

松茸入り茶碗蒸し



松茸入りホッキョクイワナのホイル焼き

松茸入りホッキョクイワナのホイル焼き

今回のツアーには、セイツェミネン国立公園やヌークシオ国立公園のハイキングも日程に組まれていました。紅葉・黄葉が少し始まりかけていて、すがすがしい空気に満たされた森や湿原で森林浴を楽しんで頂きました。ツアーのフィニッシュを飾るようにきれいな虹まで出現してくれました。

セイツェミネン国立公園の原生林

セイツェミネン国立公園の原生林



セイツェミネン国立公園のログキャビンで休憩

セイツェミネン国立公園のログキャビンで休憩



セイツェミネン国立公園の湿原

セイツェミネン国立公園の湿原



ヌークシオ国立公園で眺望を楽しみながら休憩

ヌークシオ国立公園で眺望を楽しみながら休憩



ヌークシオ国立公園で出現した虹

ヌークシオ国立公園で出現した虹

ご紹介したマツタケツアーの日程詳細はこちら。
2011年8月28日発 宮澤さんと行く、マツタケ狩りとハメ地方周遊7日間