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今、バルトの雑貨がアツい!?

先日、バルト三国のセミナーに行ってきました。
バルト三国とは、北からエストニア・ラトビア・リトアニアの3カ国を指し、今も中世の面影を残した旧市街の街並みや手つかずの自然が残っている美しい風景などが魅力的な国々です。
最近は、素朴であたたかみのあるバルトの雑貨が、雑誌などで取り上げられ静かなブームとなってきています。

かわいらしいバルトの雑貨(タリン)

かわいらしいバルトの雑貨(タリン)

今回のセミナーで、ラトビア政府観光局は、首都リガから車で1時間半の「ラトビアで最も美しい村」サビレ村(ワインでも有名)にあるクラフトセンターを取り上げていました。ここでは、地元の方が編み上げたハンドメイドのかわいいミトンやソックスなどが売られているそうです。値段の安さも魅力的ですが、何より、世界にひとつしかない一点ものだと思うと、愛着がわいてきますよね!これからここが有名になって、観光客がたくさん訪れるようになると、品物が手に入りにくくなるのではないかとのこと。私も今すぐに買いに行きたくなってしまいました…。

リガの景色

リガの景色

そしてエストニア観光局のイチオシは、タリンのクリスマスマーケット。ここでも、素朴でどこかなつかしい雰囲気の手作りの雑貨が売られています。まるでミニチュアのセットのように愛らしい、タリン旧市街のクリスマスマーケットの写真をご覧になったことがある方もいらっしゃるかも知れませんね。クリスマスツリーの起源をご存知でしょうか?なんと十五世紀半ば、タリン旧市街のこの広場に立てられたのがはじまりなんだそうです!
フィンツアーでは、いち早くバルト三国の雑貨の魅力に注目してツアーを作ってきました。
12月はタリンのクリスマスマーケットのツアーをやります!また6月頃にはラトビアの野外民芸蚤の市などを訪れるツアーを計画中です。ぜひチェックを!

リガの野外博物館での蚤の市
リガの野外博物館での蚤の市

【この冬フィンツアーオススメのバルト雑貨ツアー】
ヘルシンキとタリンのクリスマスマーケット6日間
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フィンツアー デザイン・雑貨関連情報

バルト三国添乗日記? ?リーガ蚤の市編?

一年に一度、ラトビア民族博物館で行なわれるラトビア最大の民芸蚤の市。
実は私、「最大っていってもラトビアのことだし…」と少したかをくくっておりました。
今は自分の不明を恥じています。
本当に素晴らしいお祭りでした。
もちろんお買い物も楽しかったのですが、ラトビアの人々が受け継いできた文化や物作りの技術に感心し、それを守っていこうとする人々の心意気にとても感銘を受けました。

ほとんどの出展者は自分で作ったものや生産したものを直接売っています。
なので、自分の品物がいかに素晴らしいか、使い勝手がいいか、愛情をもってあつ?く語ってくれます。
なかには「私のおばあちゃんが作った手袋を売ってるんだー!」と嬉しそうに話す店番の10代の少女もいて、心があたたかくなりました。

笑顔がすてきなおばあちゃん!ストローのかごや帽子を売っていました。

笑顔がすてきなおばあちゃん!ストローのかごや帽子を売っていました。

このおばあちゃんも、どうやって麦わらを加工するか、麦畑の写真を持ち出して熱心に説明してくれました。
そんな風に手をかけて作ってくれたもの、粗末になんてできるわけがありません。

ツアー仲間のTさん。かわいい…!お似合いです!!

ツアー仲間のTさん。かわいい…!お似合いです!!

もうひとつ、素晴らしいと思ったのは、森のなかでのお祭りであるということ。
天候の影響を受けてはしまいますが、森のなかで過ごすことのなんと気持ち良いこと!
緑が目に優しく、鳥や虫の声が耳にささやく…。
お祭りという「人ごみ」のなかにいるのにストレスに感じないのは、森のなかだからかもしれないと思いました。

小雨降る肌寒いお天気でしたが、お客さんも出展者もみんな笑顔!!
写真で少しでも伝わると良いのですが…。

色とりどりの美しいリネンの糸。バルト三国は高品質のリネンの生産で有名。

色とりどりの美しいリネンの糸。バルト三国は高品質のリネンの生産で有名。

野外ならではのディスプレイ!

野外ならではのディスプレイ!

ひとつひとつ、モチーフや色あわせが素晴らしい手編みのミトン

ひとつひとつ、モチーフや色あわせが素晴らしい手編みのミトン

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報

バルト三国添乗日記? ?リーガ編?

久しぶりにバルト三国添乗日記をUPします。
バルト三国の移動は基本的に陸路で、タリン?リーガは5時間程度かかります。
今回は8人乗りのバスに8人乗っていただくことになってしまい、きつきつだったので、お客様もお疲れだったと思います!
でも皆様優しく、私のつたないバルトトークに耳を傾けてくださったり、プライベートなお話をしたり、爆睡したり(笑)、楽しい時間を過ごすことができました。
今回のお客様はほとんど女性(一人だけ男性!)でしたので、女子校育ちの私には心地よい旅でした。
フィンツアーの旅行は人数も少なめですし、自立しているけれどおっとりした優しいお客様がなぜか集まるので、ツアーの仲間同士、良い距離感を保つことができるような気がします。

さてさて、タリンでは雨の景色しか見ることができませんでしたが、リーガは…。
晴れました!!
夕暮れ時の美しい景色を見ることができ、「来て良かったなぁ?」としみじみ感じることができました。

青空とブラックヘッドのギルド(少しまだ雨雲がのこっていますが…)

青空とブラックヘッドのギルド(少しまだ雨雲がのこっていますが…)

チェックイン後、夕食をどこでとろうかと、すきっ腹をかかえてふらふらしていると、もうひとつ嬉しいことが!
路地に野良の子猫がいました!
レストランの店員さんが、エサをあげてるみたいです。
リーガは優しい人が多いんだなぁ。
うれしくなっちゃいます。

やっぱり子猫にはミルク、っていうのは世界共通なんでしょうか?

やっぱり子猫にはミルク、っていうのは世界共通なんでしょうか?

あれれ?何かがのっそり…出てきた!

あれれ?何かがのっそり…出てきた!

大猫もいました!

「何見てるんだよー」

あらら、子猫が逃げちゃいました!

大猫の迫力に、子猫が逃げてしまいました。

それにしても夏の北欧は日が長くていつまでも明るいので、とても気持ちがいいです。
地元の人も観光客も、レストランのテラス席でビール片手に生演奏を聞きながらだらだらして、とっても幸せそうです。

次回はお楽しみの蚤の市について書きたいと思います!