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バルト三国記念週間のお知らせ

11月6日(日)から11月12日(土)まで、
渋谷を拠点に<バルト三国記念週間>が開催されます。

2011年は日本とバルト三国の特別な年。今から90 年前の1921 年1 月に日本はバルト三国と国交を樹立、リガ(ラトビア)に公使館、カウナス(当時のリトアニアの首都)に領事館、タリン(エストニア)には外交官出張所が開設されました。しかし第二次世界大戦勃発後の1940 年にソ連の一部となったために日本の公館は閉鎖となりました。命のビザとして知られる杉原千畝副領事がユダヤ系避難民等に対して日本通過ビザを発給したのは、カウナスの領事館での当時の出来事でした。その後バルト三国は冷戦終息の波に乗って再独立を果たすまで、実に半世紀もの間地球上からその存在すら忘れ去られたままでした。そのような困難のなかでも、バルトの人々は自国の独立と歌を忘れる事ありませんでした。歌を歌い、手と手を繋ぎ実に600km におよぶ「人間の鎖」を作って世界に呼び掛け、2年の歳月をかけて1991 年9 月6 日ソ連からの独立解放を獲得、日本はその年の10 月10 日に新たに国交を回復させ現在に至っています。
今年は国交樹立90 周年と国交回復20 周年の記念の年です。

音楽あり!展示あり!バルトの料理あり!バルト三国をおおいに楽しむ一週間
来週はさまざまなイベントが予定されています。
予定をチェックして、おでかけしてみてはいかがでしょう?

エストニア タリンの旧市街

エストニア タリンの旧市街

つい最近ラトビアへ行ってきました。
楽しい旅の素材を求めてラトビアの田舎や国内各地へと旅をしてきました。
来週のブログでは、ラトビア旅日記をご紹介しますね、お楽しみに!

リガ郊外のラトヴィア民族野外博物館

リガ郊外のラトヴィア民族野外博物館

バルト3国ツアーに行ってきました!その4

さてさて、少々ご無沙汰でしたがバルト日記を続けますよ!

今回は2ヶ国目のラトビアに突入です。
ラトビアの首都リガはバルトの首都の中で一番大きい街なのです。
あちこち建物を見ながら歩いているだけでもとても楽しい!
ちょっと小道に入ると、かわいいお店やカフェがあったりと発見も出来ますよ。

リガ大聖堂

リガ大聖堂

屋根からにゃーにゃー!有名な猫の家

屋根からにゃーにゃー!有名な猫の家

また、リガはユーゲントシュティール(アールヌーボー)建築の建物がとても多いです!
市内中心部の約4割はこのユーゲントシュティール様式で建てられているそう・・・
過度な装飾デザインや、曲線模様。時には何だこれ!!と言うような人面があちこちに散らばっています。

良く見て!!う、う、上に顔が!!

良く見て!!う、う、上に顔が!!

うぅ、重い。そろそろ限界・・・

うぅ、重い。そろそろ限界・・・

細かい装飾が見事な建物、美しい女性像が多い建物など数多く残っています。
皆さんもリガに行った際には、上から下までよーく見ながら散策してみて下さい!

つづく・・・

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報

バルト3国ツアーに行ってきました!その3

ヴィリニュスで思い切り買い物したあとは「リネン博物館」で少しお勉強です。

車で約2時間ほど走ると畑の中にたたずむ風車・・・ここがリネン博物館です。
中は4階建てで、かつて使われていたリネン製品を作る為の道具が置いてあります。

のどかですねぇ。

のどかですねぇ。

現在は全て工場で加工されてしまっているリネン(麻)製品ですが、
昔は一つ一つ手作業で行っていたのですよ。

どれどれ、挑戦してみようかな

どれどれ、挑戦してみようかな

梳いていくと、まるでブロンドの髪のよう!

梳いていくと、まるでブロンドの髪のよう!

私たちが何気なく買っていたリネンの生地はこのようにして出来ていたのかぁと勉強になりました。
カラフルで奇抜で複雑な柄も、今は機械でチョチョイのチョイですもんね。
日本もこうやって機織りしていたもんなぁ・・。昔の人たちの苦労を知ると、ありがたみが分かりますね!

年季の入った機織り。まるで鶴の恩返し!?

年季の入った機織り。まるで鶴の恩返し!?

シンプルだけどステキな模様

シンプルだけどステキな模様

次回は2ヶ国目のラトビアに入ります!
つづく・・・

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