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2010年はショパンイヤー

先日、丸の内で行なわれたポーランド政府観光局のセミナーに参加してきました!
来年2010年はポーランドが誇るピアニスト、フレデリック・ショパンの生誕200周年ということで、ショパンゆかりの街やコンサートなどのイベントの紹介がありました。

学生時代にポーランドは何度か訪れたことがありますが、首都ワルシャワのワジェンキ公園のピアノコンサートで、青空の下「幻想即興曲」を聴いたのは忘れられない思い出です。
ワジェンキ公園では夏の決まった日に、ピアノコンサートが行なわれています。
しかもこのコンサート、無料!
コンサートの日、公園の広場はもちろん満席。
普通クラシックコンサートというとチケットは高いし、お子さんが入れなかったり、初心者には敷居が高いもの。
クラシック音楽をリラックスして気軽に聴ける環境があるなんてうらやましいな?と思ったのを覚えています。

ワジェンキ公園のショパン像

ワジェンキ公園のショパン像

来年は5年に一度のショパン国際ピアノコンクールも開催されます。
話題のピアニスト、辻井伸行さんも前回(2005年)に「批評家賞」を受賞しています。
来年はどんなスターが生まれるでしょうか?

ワルシャワ 旧市街

ワルシャワ 旧市街

「フィンツアー」という社名なので、たまにお客様から「フィンランドしか手配できないんですよね?」なんてお問い合わせを受けることもありますが、そんなことはございません!
フィンランドはもちろんスウェーデン、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、グリーンランド、ロシア、バルト三国、ポーランドなどなど、お客様のご希望に合わせて旅をコーディネートさせていただきます。

夏のご旅行をご検討の皆さま、何でもご相談くださいね!

タリン(エストニア)歌と踊りの祭典閉幕

5年に一度の祭典、ユネスコの世界遺産にも指定されている
タリンの歌と踊りの祭典が、昨日2009年7月5日閉幕しました。

歌の原にて

歌の原にて

歌っている人々

歌っている人々

エストニアの人々のパワーと団結力を感じました。
私も、初めてこの祭典に参加してみましたが、本当のローカルのお祭り。
世界遺産には指定されていますが、本当に心の奥底から音楽を楽しみ、自分たちの自由を喜んでいる人々の姿が印象的でした。

タリン→ヘルシンキへのヴァイキングラインの船内より

ALVAR AALTOのお宅訪問

北欧デザインファンなら誰もが耳にする、フィンランドの偉大な建築家、アルバル・アアルト
54年間に及ぶ創作活動では、博物館・図書館といった公共施設から住宅用アパート・教会に至るまで多岐にわたる作品を生み出しました。
また、建築物の設計のみならず、家具や食器のデザインなども手がけ、特に「曲げ木」の技術で知られています。

アアルトスツール

アアルトスツール

このスツールの脚の部分に曲げ木の技術が使われています。
現在では当たり前のように使われている手法ですが、1933年に彼の建築プロジェクトの中で発表された当時は画期的なプロダクトとして一躍注目を集めました。
そのアアルトの自宅が、フィンランドのヘルシンキにあり、現在は一般公開されています。

アアルトハウス

アアルトハウス

アアルトハウス家の中は、当時アアルトが生活していたまま展示されており、曲げ木の技術がどのように開発されたか、また、前妻アイノがデザインしたグラスのプロトタイプなどの貴重な展示もあります。

左がグラス・右が曲げ木の展示です

左がグラス・右が曲げ木の展示です

他にも、家の中にはアアルトデザインが溢れていて、ファンには垂涎の展示になっています。

更に驚く事に・・・・なんとアアルトが実際に使っていたトイレを使わせてもらえるんです!!!
自邸兼仕事場として使われていたお宅ですので、お風呂・ベッドルーム・お手洗い・・・・など全てがそのまま展示されています。
普通の博物館だったら『展示物には手を触れないで下さい』となるところ、アアルトハウスでは、トイレを使ってもいいし、椅子に座ってもいいし、アアルトのデザインを本当の意味でとても身近に感じる事が出来るのです。何て懐が深い!

窓からの景色

窓からの景色

アアルトは自然と建築の共存もテーマにしていましたので、大きな窓からは緑を見ることが出来、また採光設計も優れている為、とても明るいイメージです。
いつの間にかこんなに時間が過ぎていた・・・と思わせる、居心地の良い素敵なお宅です。

弊社の『デザインを感じる旅8日間』のツアーでは、このアアルトハウスを日本語ガイドさんが丁寧に説明してくれますので、ご興味をお持ちの方は是非ご検討ください!
北欧3ヵ国デザインを感じる旅8日間
http://www.nordic.co.jp/tour/pac/tour/fp0055_11271.html

アアルトさん宅訪問、オススメです。

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報