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アウランコ自然公園ハイキング

太陽がまぶしい季節となってきました!!が、豪雨や突風などおかしな気候が続いていますね。
自然災害はほんとうに恐ろしいです…。
九州の豪雨などで被災された方に、心からお見舞い申しあげます。

さて、フィンランドは今が一番気持ち良い季節。
歩きなれていない方でも気軽に自然を満喫できる、ハイキングを楽しんでみてはいかがでしょう。
ヘルシンキから約100キロ北のところにあるハメーンリンナ(作曲家シベリウスのふるさとです。)近郊のアウランコ自然公園は、「森と湖の国」を実感できる、素晴らしい光景が広がっています。
園内は一周3キロほど。
ほとんど平坦な道なので、ハイキング初心者、お子様、運動不足のもやしっ子(私)にもおすすめです。
この公園は19世紀末にヒューゴ・スタンデルシェルド大佐という実業家によって造営された人工的な公園だそうですが、よく整備されていて、ヒューゴさんや後を継ぐ造園家の方々の愛情を感じます。

湖面が鏡のようなその名もスワンレイク。ヒューゴさんはロマンチストだったのでしょうか…。

湖面が鏡のようなその名もスワンレイク。ヒューゴさんはロマンチストだったのでしょうか…。

ほんとうにハクチョウがいました。

ほんとうにハクチョウがいました。

園内には33メートルの高さの展望タワーがあるのですが、お天気の日、ここからの眺めはほんとうに最高です!!
まるで鳥になった気分。

展望台より。日常を忘れさせてくれる風景。

展望台より。日常を忘れさせてくれる風景。

フィンランド滞在時間が短いという方にはヘルシンキからのアクセスが簡単なヌークシオ国立公園がおすすめ。(列車とバスで約1時間。)
映画「かもめ食堂」でマサコさん(もたいまさこさん)がアンズダケというきのこを採っていたところです。
何を隠そうフィンランド、「野生のきのこやベリーは国立公園や私有地であっても勝手に採ってよい」という法律があります!
今の季節はきのこにはまだ早いですが、9月頃まではブルーベリーやリンゴンベリー、クラウドベリーなどのベリー類を摘みながらのハイキングを楽しむことができます。
私はブルーベリーに牛乳とグラニュー糖をかける食べ方が大好き!

ブルーベリーはこんな感じで生えています。

ブルーベリーはこんな感じで生えています。

「フィンランド満喫!ムーミンファンのためのムーミン谷物語 8日間」ではハメ地方滞在中にアウランコに足を伸ばせます。

木陰でリスもお待ちしています?!

木陰でリスもお待ちしています?!

バルト三国添乗日記? ?リーガ蚤の市編?

一年に一度、ラトビア民族博物館で行なわれるラトビア最大の民芸蚤の市。
実は私、「最大っていってもラトビアのことだし…」と少したかをくくっておりました。
今は自分の不明を恥じています。
本当に素晴らしいお祭りでした。
もちろんお買い物も楽しかったのですが、ラトビアの人々が受け継いできた文化や物作りの技術に感心し、それを守っていこうとする人々の心意気にとても感銘を受けました。

ほとんどの出展者は自分で作ったものや生産したものを直接売っています。
なので、自分の品物がいかに素晴らしいか、使い勝手がいいか、愛情をもってあつ?く語ってくれます。
なかには「私のおばあちゃんが作った手袋を売ってるんだー!」と嬉しそうに話す店番の10代の少女もいて、心があたたかくなりました。

笑顔がすてきなおばあちゃん!ストローのかごや帽子を売っていました。

笑顔がすてきなおばあちゃん!ストローのかごや帽子を売っていました。

このおばあちゃんも、どうやって麦わらを加工するか、麦畑の写真を持ち出して熱心に説明してくれました。
そんな風に手をかけて作ってくれたもの、粗末になんてできるわけがありません。

ツアー仲間のTさん。かわいい…!お似合いです!!

ツアー仲間のTさん。かわいい…!お似合いです!!

もうひとつ、素晴らしいと思ったのは、森のなかでのお祭りであるということ。
天候の影響を受けてはしまいますが、森のなかで過ごすことのなんと気持ち良いこと!
緑が目に優しく、鳥や虫の声が耳にささやく…。
お祭りという「人ごみ」のなかにいるのにストレスに感じないのは、森のなかだからかもしれないと思いました。

小雨降る肌寒いお天気でしたが、お客さんも出展者もみんな笑顔!!
写真で少しでも伝わると良いのですが…。

色とりどりの美しいリネンの糸。バルト三国は高品質のリネンの生産で有名。

色とりどりの美しいリネンの糸。バルト三国は高品質のリネンの生産で有名。

野外ならではのディスプレイ!

野外ならではのディスプレイ!

ひとつひとつ、モチーフや色あわせが素晴らしい手編みのミトン

ひとつひとつ、モチーフや色あわせが素晴らしい手編みのミトン

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報

ザリガニ解禁

7月21日待ちに待ったフィンランドのザリガニ解禁日がやってきました!
ちなみにスウェーデンでは8月に入ってからというから、隣の国なのに一足早く食べれるのが得した気分!?
夏といえば「ザリガニ」というほど、解禁を待ってましたとばかりに家族や親しい友人で集まり、大騒ぎでザリガニパーティーを開きます。
いつもはまじめな人々も、この時は別人!ザリガニの絵のナプキン、エプロン、三角帽子で身をかため、フォークもナイフもさようなら!
ザリガニを手に我先にしゃぶりつくのであります。おともはビールにコスケンコルバはたまたアクアビット・・・アルコールが進むとともにご機嫌なザリガニパーティー用のかえ歌まであるんですって。

いざ山盛りのザリガニいっただきま?す!

いざ山盛りのザリガニいっただきま?す!

ここで、ザリガニの食べ方豆知識まずはいきなり、手でザリガニのおなかに口をあて茹でたてのスープをチューチュー吸います・・・音に抵抗がありますが、何故かザリガニだけはこの音が許されている唯一の食べ物とか?
それから尾から身をそ?っと外してパクっと食べます。
再び名残惜しむように汁が残った頭と胴体のケバケバ部分の汁を吸い、最後にハサミの部分を楽しみます。

ディル風味で塩ゆでのザリガニ

ディル風味で塩ゆでのザリガニ

味はエビに近いですが、味はさておき、いつまでも明るい北欧の白夜、短くも愛おしいこの季節を「待ってました!夏だ、ザリガニだ!」と盛り上がる雰囲気がたまらない魅力です!