­

おすすめレストラン「BOAT HOUSE」(ヘルシンキ)

小島にあるレストラン

小島にあるレストラン

ヘルシンキ在住のMさんに、とても素敵なレストランを教えてもらいました。
なんとこのレストラン、小島にあり、小さな桟橋から船に乗って行きます。
(船に乗っている時間は2分くらい。笑)
島にあるのはこのレストランだけ。
まわりに見えるのは海とヨットと空だけ…!!

窓からの景色がすばらしい!!

窓からの景色がすばらしい!!

ほとんどの席が窓側。
この日も予約で満席でした!

海を眺めてのんび?り

海を眺めてのんび?り

オーダーが終わり、Mさんがウェイトレスさんに「料理が来るまで、席を外していい?」と訪ねました。
ウェイトレスは「もちろん!」と笑顔。

桟橋とは反対側の出口から庭に出ると…素晴らしい風景が広がっていました。
言葉では到底説明できません…。
ずっと眺めていても飽きないような景色。
なんて贅沢なんだろう!!と思いました。

海の幸!シンプルでおいしかったです。

海の幸!シンプルでおいしかったです。

お料理は海の幸からお肉までインターナショナル料理という感じです。
ご予算はお酒を飲まず、小食の方なら前菜+メインで6?7千円くらい。
お酒を飲む方なら1万円くらいからでしょうか。

夕暮れ時の素晴らしい風景

夕暮れ時の素晴らしい風景

お料理もおいしかったですが、このロケーションが素晴らしくて、ほんとうに感動しました!
街から少し離れているのでタクシーの予約が必要ですが、例えば新婚旅行や記念旅行に、ぜひおすすめしたいです。
予約をご希望の方は、お問い合わせください。

ただし夏季だけのオープンのようですので悪しからず…。

Vanhaa ja Kaunista(ヴァンハー ヤ カウニスタ)”オーナーのカティさん宅訪問?

たくさんの作品!

たくさんの作品!

今回はカティさんのお宅にお邪魔するだけではなく、カティさんオリジナルのマリメッコのヴィンテージファブリックを使った、クリスマスボール作りの体験をさせていただきました!
前回のブログ記事で、最後に載せた写真は用意してくださった材料と道具たちでした。
カラフルでかわいいですよね!

布やビーズ、リボンなどの材料

布やビーズ、リボンなどの材料

カティさんがコレクションしたマリメッコの生地を選んで、発砲スチロールの玉にはりつけていきます。
皆さん一番時間がかかったのは、何と言っても生地選び!
どれもかわいすぎて、悩みます…。

真剣です…

真剣です…

しわにならないように生地を貼っていくのが結構難しいんです。
丁寧ゆっくりやっていく方もいれば、早いけど…という私のようなタイプの方も…、性格が出ちゃいます。
手元が怪しいので、私の後ろではカティさんが「手を切ったりしないかな?」と不安そうな顔をしていたそうです。(笑)

リボンや色とりどりのビーズで飾って、出来上がり!
皆さん自分だけのクリスマスボールを作ってご満悦でした。

そしてそしてカティさんは、「家ても作ってね」と、私たちのために、余分に材料を分けてくださいました!
親切すぎるカティさんのプレゼントに大感激??!!

説明をしてくれるカティさん

説明をしてくれるカティさん

お客様からも大好評だったのですが、とても印象に残る感想をいただいたので、ご紹介。
「カティさん宅のもてなしと暮らしぶりに感激。
好きで買って、飾ったり使った物が大事にされて受け継がれて年代物になってこそほんとうのヴィンテージの値打ちになっていくのを感じた。
クリスマスを一日で感じるより、クリスマスを待ちつつクリスマスボールをいっぱい作って飾ってみたいと思った。」

素敵なインテリアやクリスマスボール作り体験に大満足でしたが、それだけではなく物や時間を大切にすることを教わった気がします。

フィンツアー デザイン・雑貨関連情報

フィンランドが出てくる少女漫画

趣味丸出しの記事、第二弾です。

フィンランドが出てくる少女漫画その一は、ドラマにもなったクラシック漫画二ノ宮知子作『のだめカンタービレ』
少女漫画は長期連載化するとパワーダウンが否めない作品も少なくないのですが、「のだめ」はパリ編に入っても変わらずおもしろい。
のだめや千秋はじめ、おかしな登場人物たちが悩みながらも徐々にステップアップしていく姿に、笑いながらも「私もがんばろう」と前向きな気持ちになれる良い作品!
しかし、この人たちには音楽という自己表現があって、うらやましいです。

さて、フィンランドが出てくるのは第12巻。
指揮の師匠ミルヒーのヨーロッパツアーに同行中、フィンランドに立ち寄った千秋とミルヒー。
(なぜか)シラカバの森の中で「千秋、デビュー曲にシベリウスやんなさいよ。」とミルヒーに言われます。
「フィンランド=シベリウス…って思いつきだろう??!」感丸出しですが、千秋の指揮者デビュー曲がシベリウスの『交響曲第2番』に決まってしまう瞬間のシーンです。
きっと作者の確信犯だと思いますが、背景のシラカバの森が「ステレオタイプのフィンランドのイメージ」という感じで、ちょっと笑えます。

北カレリアのシラカバの森。樹液はキシリトールの原料になります。

北カレリアのシラカバの森。樹液はキシリトールの原料になります。

さて次にご紹介するのは古い漫画ですが、篠原千絵作『海の闇 月の影』
私が小学生のときに流行った漫画なので、北欧ブームの波が来る以前の作品だと思うのですが、フィンランドが結構重要な役割を担っています。

仲の良い双子の姉妹、流水と流風がウイルスに感染。
ウイルスのせいで流水には残忍な性格と他人を自由自在に操る超能力が…、一方、流風はウイルスへの免疫抗体を体内に持つことが判明、暴走する流水を止めようと戦います。
で、途中で流水の能力を利用して世界征服(?)をしようとするジーン・アルバート・ジョンソンという人が出てくるんですが、この人が実はフィンランドのカレリア地方出身なんですねー。
彼が世界征服を目指すのは、それにまつわる悲しい理由があり…という第6巻の場面でカレリアが語られます。
「北欧=おしゃれ」「北欧=福祉が充実」など今のイメージとはちょっと違う、フィンランド像を感じます。
フィンランドの国名をフィンランド語で「スオミ」と言うことも、この漫画で知りました…懐かしい。
この漫画、前半はホラー色が強く、かなり怖いです。

『海の闇 月の影』の表紙が怖すぎる…。

『海の闇 月の影』の表紙が怖すぎる…。