ここ数日ノーベル賞の受賞者が発表され話題になっているスウェーデン。
授賞式はノーベルの命日である12月10日「ストックホルム・コンサートハウスStockholm konserthus」で、そして夜には「市庁舎Stadshuset」で晩餐会が催されます。
どうしてスウェーデンなの?ノーベルって誰?という素朴な疑問をいだかれる方はいませんか?
かくいう私も数年前まで知りませんでした!
アルフレッド・ノーベルは、ダイナマイトを発明したスウェーデンの化学者で、その莫大な遺産を「人類のために優れた功績を修めた人々のために分配する」という遺言を残し、現在のノーベル賞があるそうです。
さて、ちょうどこの時期は、クリスマスシーズン!
スウェーデンでは旧暦の冬至にあたる12月13日にルシア祭というクリスマス前の行事があります。町一番の美少女を先頭に少年少女がサンタルチアを歌いながら行進する・・・言ってみればミスコン?ですが、もともとは光の聖人・農耕の守護女神を祭る純粋な行事なのです。
スウェーデン最古の街シグチューナを訪れたら、12月1週目、2週目の日曜日にもルシアの行進をしていました。古い町並みにアットホームな雰囲気のシグチューナのクリスマスマーケットは都会では味わえない温かみが魅力です。
話題をもどしましょう!
ストックホルムのスカンセン(野外博物館)のクリスマスマーケットは楽しみがいっぱい。民族衣装の店員さんが雰囲気を盛り上げ、屋台やテントの数が豊富、お菓子やハムなどの食料品、ツリーの飾りやプレゼント雑貨、テーブルクロスや布、リースやクリスマスツリー、ワインの試飲販売、グロッギやクリスマスコーヒー・・・ありとあらゆるお店が並んでいます。広場の中央では演奏が始まり輪になってダンス♪踊ってみると身体も温まってけっこう楽しいですよ。そしてお楽しみはマーケットだけではありません。ここはスウェーデンの古い建物が集められている野外博物館、郵便局ではクリスマス切手、パン屋さんでは昔ながらのパンを民族衣装のスタッフが販売しています。
旧市街ガムラスタンの大広場にもクリスマスマーケットの屋台やテントが立ち並び、いつもとは違った雰囲気です。この広場にはノーベル博物館もあり、ノーベル賞のメダルを模ったチョコレートがお土産に人気です。
そうそう、ノーベル賞晩餐会で饗されるメニューを召しあがることもできますよ。
将来の受賞を夢見て、旅の思い出に乾杯!?
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2011年12月1日 成田空港発着 228,000円
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スカンセンクリスマスマーケット
フィンツアー デザイン・雑貨関連情報
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投稿日時:2010 年 10 月 9 日1:31 PM
カテゴリー:スウェーデン,デザイン・雑貨,フェスティバル!,北欧グルメ
投稿者: KATT:92件の投稿
(KATT)
なんだか肌寒くなってきたこの頃、ちょっと気が早いですが、今日はコペンハーゲンのクリスマスマーケットをご紹介しましょう。
北欧では12月25日の4週間前から本格的なクリスマスシーズンがスタートします!各家庭でもキャンドルを飾ったりプレゼントを考えたり、みんなそわそわワクワク楽しい季節が始まります。クリスマスの飾りつけはキラキラ輝くイルミネーション、キャンドルの暖かい炎、美味しいお菓子、色とりどりのラッピングなどなど、女の子が大好きな、かわいくってあったかくなるものがたーっくさんありますね。
クリスマスマーケットはワクワク楽しいお宝さがし、寒さや時間も忘れてしまうほどかわいいもの好きにはたまりません!普段見つけられないような手作りグッズが並んでいたり、プレゼント用に!とお願いするとスペシャルラッピングをしてくれたり、お店のショーウィンドーも夢のようなロマンチックなディスプレイでうっとり眺めているだけでも素敵な展覧会みたいです。
この時期の週末は、あちこちの広場には屋台やテントが並びます。例えばストロイエを歩いていても途中の広場にお菓子や本物のリースやツリーの飾り、ニューハウンの港沿いも日本のお祭りの縁日のような大賑わいです。
夜はおとぎの国チボリ公園でお食事をして、クリスマスマーケットに並ぶ小物を眺めたあと、グロッギを飲んで温まってはいかが?
さぁ、一緒にアンデルセンのおとぎの国デンマークへでかけましょっ!
ストックホルムとコペンハーゲンのクリスマスマーケット6 日間
2011年12月1日(木)出発 228,000円
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クリスマスマーケット&オーロラ チボリで夢のクリスマスとリパンでオーロラ8日間
2011年12月22日(木)出発 219,000円
チボリ公園でのクリスマス
11月11日 – 12月30日(12月24、25日休園)
フィンツアー デザイン・雑貨関連情報
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投稿日時:2010 年 10 月 8 日5:28 PM
カテゴリー:テーマパーク,デザイン・雑貨,デンマーク
投稿者: KATT:92件の投稿
(KATT)
準備をと整えて、いよいよ氷河トレッキングに出発。 ロングイヤービーエンの中心から南側の山方向へ行くとニービュエンに着きます。このあたりの炭鉱が栄えた頃に炭鉱夫たちの宿泊施設があったところ。現在はゲストハウスに改装され、夏の観光シーズンは大賑わい!
ツンドラ大地のフカフカの地面を歩き、少しづつ山登り、山の斜面途中の廃墟の炭鉱跡までは、なんとなく道があるから歩きやすい。
景色がおかしいな・・・そっか、樹木がない、低木すらない、可憐な高山植物がわずかばかり咲いているだけなんだ。突然トナカイの骨が目の前に横たわっていてびっくり、シロクマに食べられたの?とガイドさんに聞くと、そうではないらしい。草すらあまり育たないこの地では、トナカイの餌は本当に少なく、冬に雪を掘ってわずかな枯れ草の残りを食べようとするけれど、瓦礫の細かい破片を一緒にかじって歯が折れてしまう、するともう草も食べられなくなって餓死しまうそうだ。大自然の厳しさを目の当たりにした思いだった(涙)。
そして、あっという間に足場は瓦礫だらけ、トレッキングを楽しむなら足首まである完全防水のかなり本格的なトレッキングシューズを用意することをお忘れなく。かくいう私もMERRELLのトレッキングシューズを購入!重?い、かさばる?、と思いながらも、ここまで来たらありがたさを実感!用意しといてよかった。
念願の氷河に到着!ここで少し休憩して元気を回復。足元は滑りやすいけれど氷河の上を歩いているなんて感動的、ここまでの登りの疲れも一気に吹き飛び、氷河の割れ目を飛び越えて快調に進んで行く、何しろ木も草もないから、やたらと遠くまで見渡せます。
写真前方、右側に見える山頂を目指して歩いて行くけれど、氷河が終わると再び登り、気温は氷点下。
ここでカメラのバッテリーがアウト(以降文章のみでお許しを)。道なんてまったくない上に堆積物と雪でズボズボと足がもぐり登りにくい! さらに雪がパラパラ降ってきて、いよいよ頂上への急で狭い瓦礫の尾根を進む頃には視界がかなり悪くなり、こんなところにシロクマがでてきたらパクッと食べられちゃうなと、猟銃を持った地元ガイドのお兄さんが頼もしく見えてきた!柵なんてないし瓦礫はグラグラ歩きにくいし、万が一足を滑らせたら大変。849mのトロールスタイネン山頂に到達した頃には雪やコンコン♪広大な360度のパノラマの景色を見ながらサンドイッチをほおばる!はずが、雪の中で凍えながらサンドイッチをほおばる!これはさすがに寒かった、早々に切り上げ下山することに。ここで、ツルツルのポンチョがお役立ち!お客様のお1人がすかさず荷物からポンチョを取り出し、ソリの要領で一気に滑り降りて気持ちよさそうでしたが、慣れない方は真似しないように!スピードがついて氷河の割れ目に転落なんてことになったら恐ろしいことでございます!
最後のお楽しみは化石探し!へラース氷河とロングイヤー氷河の交わる部分では、主に植物の化石が数多く見つかります。こんなに手軽に化石って転がっているの??とおどろきます!雪の中でひたすら瓦礫を裏返したり、しばらく無言で化石採掘に没頭。ミニハンマーと汚れてもいい軍手を持参すればよかった。結構簡単に沢山ころがっているけれど、何しろ石は重いので持ち帰るにも限度がある。手ごろで形のいい気に入ったものにこだわるときりがないからほどほどに。ここからは麓のニービュエンまであっという間というわけで、普段山登りをしていない私でも、少しばかりの根性があれば、7時間の氷河トレッキングはけっこう楽しむことができました。お天気がよかったら最高だっただろうな・・・来年も来ようっと!
投稿日時:2010 年 9 月 9 日7:41 PM
カテゴリー:アウトドア,ノルウェー,自然と楽しもう!,添乗レポート
投稿者: KATT:92件の投稿
(KATT)