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また虹…今度はシリヤラインの船上から!

大きすぎてファインダーにおさまりませんでした!

大きすぎてファインダーにおさまりませんでした!

最近虹づいている私…。
先週、またまた遭遇してしまいました!

シリヤラインはストックホルムとヘルシンキを結ぶ大型客船。
先週の「デザインを感じる旅」の添乗では、ストックホルム?ヘルシンキ間の移動にこの船を使いました。
青空の下、アーキペラゴと呼ばれる小さな島々のすき間を抜けるように船は進んでいきます。
この日、出航時にはあいにくの雨。
デッキにあるガラス張りの待合室でぼんやりしていると、やがて雨が止み、雲の隙間から青い空が。
「晴れてきましたね?」なんてお客様と話していると、一人のお客様から「あ、虹!!」という声。

それまでは「お腹…すきましたね」、「なんだか眠くなってきちゃいましたね」なんてぼんやりした会話を交わしていた私とお客様。
でも虹がかかっているのを見た瞬間「すごい!きれい!写真撮らなきゃ!」とテンション急上昇で、待合室から走り出していました。
(いつも思うのですが虹を見たときのテンションの上がり方は、オーロラを発見したときのそれとすごくよく似ています。とにかく興奮してしまうのです…。)

今回の虹は結構長い時間、姿を保ったままで、時に二重になったり、濃くなったりして薄くなったりして、消えていきました。
虹を見つけたあたりから、待ち合わせたわけでもないのに引き寄せられるように私たちのグループが全員集合。
このあたりから皆さん、距離が近くなっていい感じになっていった気がします。
何もさえぎるもののない海の上、緑の島々と大きな大きな虹…お客様の笑顔も見れて、とても幸せな時間を過ごすことができました。

二重にかかった虹!

二重にかかった虹!

雲のしたにうっすら虹のはじまる場所が見えます

雲のしたにうっすら虹のはじまる場所が見えます

魔女の宅急便の街 ストックホルム

先々週の金曜ロードショー「魔女の宅急便」はご覧になりましたか?
(すごくタイミングの外れた記事になってしまってすみません!)

我が家のジジ

我が家のジジ

私が小学校低学年のときの映画なのに、今の子供たちにも愛されているなんて、やはり名作は偉大です。
ジブリの映画のなかでは「魔女の宅急便」が一番好きで、13歳の女の子が自分の力で生活するということにも憧れたし、純粋に「ホウキで飛びたい!ジジと話がしたい!魔法が使えたらいいのに!」なんて思っていました。
そしてあの「コリコ」の街の風景にも強く惹かれていました。

さて、そのコリコの街の作画で、主なモデルとなったのは、スウェーデンのストックホルムと世界遺産にもなっているゴッドランド島のヴィスビーだそうです。

DVDのパッケージの空からのコリコの街は、確かに島々が連なったストックホルムのアーキペラゴっぽいかも…。

上空から眺めたストックホルム旧市街

上空から眺めたストックホルム旧市街

優しい時計守のおじいさんがいる時計台も、なんとなくストックホルム市庁舎の塔に似ています。
映画を観る機会がありましたら、ぜひ注目してみてください。

ストックホルム市庁舎の塔

ストックホルム市庁舎の塔

いつかストックホルムの街角で、魔法を使う女の子や飛ぶことが大好きな男の子に出会えるでしょうか。

ザリガニ解禁

7月21日待ちに待ったフィンランドのザリガニ解禁日がやってきました!
ちなみにスウェーデンでは8月に入ってからというから、隣の国なのに一足早く食べれるのが得した気分!?
夏といえば「ザリガニ」というほど、解禁を待ってましたとばかりに家族や親しい友人で集まり、大騒ぎでザリガニパーティーを開きます。
いつもはまじめな人々も、この時は別人!ザリガニの絵のナプキン、エプロン、三角帽子で身をかため、フォークもナイフもさようなら!
ザリガニを手に我先にしゃぶりつくのであります。おともはビールにコスケンコルバはたまたアクアビット・・・アルコールが進むとともにご機嫌なザリガニパーティー用のかえ歌まであるんですって。

いざ山盛りのザリガニいっただきま?す!

いざ山盛りのザリガニいっただきま?す!

ここで、ザリガニの食べ方豆知識まずはいきなり、手でザリガニのおなかに口をあて茹でたてのスープをチューチュー吸います・・・音に抵抗がありますが、何故かザリガニだけはこの音が許されている唯一の食べ物とか?
それから尾から身をそ?っと外してパクっと食べます。
再び名残惜しむように汁が残った頭と胴体のケバケバ部分の汁を吸い、最後にハサミの部分を楽しみます。

ディル風味で塩ゆでのザリガニ

ディル風味で塩ゆでのザリガニ

味はエビに近いですが、味はさておき、いつまでも明るい北欧の白夜、短くも愛おしいこの季節を「待ってました!夏だ、ザリガニだ!」と盛り上がる雰囲気がたまらない魅力です!