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ラトビア旅日記 -4- (Riga世界遺産の旧市街観光)

さて、やっと王道のユネスコ世界遺産に登録されているリガ旧市街の観光へ。
旧市街の中心は市庁舎広場。広場にはひときわ美しいブラックヘッドの会館が建っている。これはリガ創設800周年を記念して再建されたもので、いわくつきの大時計やハンザ都市(リガ、リューベック、ハンブルク、ブレーメン)の紋章、ギリシャの神々の像が美しい。

ブラックヘッドの会館 きれいだなぁ

そして、「世界で初めてクリスマスツリーが立てられた」のはなんとリガの市庁舎広場なんですって!

世界で初めてクリスマスツリーが立てられた記念地

魔女が火あぶりにされたのもここ!という数々の歴史物語のある広場です。
次に有名なのはリガ大聖堂、ここは古く13世紀に建てられ、以来リヴォニア騎士団の宗教的中心となって栄え、現在は日曜以外毎日12:00からパイプオルガンのコンサートを楽しむことができるので、聴きに行ってみました。この時期は足元が冷えるので暖かい服装で行くことをおすすめ。チケットは入口で買うことができ5ラッツ(約750円)で音響がよく荘厳な気分になれます。
プログラムはこちらでチェックしてみてね。

次に訪れたのは聖ヨハネ教会、この教会にはこわーいエピソードがあるんですって。中世には生きた人間を壁に塗り込めれば災いから建物を守ることができるという恐ろしい信仰があり、実際に修道僧が埋まっていたというから驚いてしまった。

ブレーメンと姉妹都市、音楽隊が教会を覗いている

リガといえば猫というくらい、市民に愛されるシンボル的存在なのが猫、小麦倉庫を荒らすネズミを退治してくれるえらーい動物だったらしい。猫がネズミを食べるっていうけど見たことないよねーっと思ったいたら、数日後に訪れたクルディーガという町で本当に瞬間を見てしまったんです!オドロキ!!

猫の家 芸術だぁ

三人兄弟、ペテロ教会、スウェーデン門、聖ゲオルギ教会などなど、さすが世界遺産の街というだけのことはあり見所たっぷり、市内観光には見るだけで半日は必要。ショッピングしたりカフェに入ったりしたら1日あっても時間がたりないよぉ。

街の中どこを歩いても絵になるぅ

ちょっと休憩なら、あちこちにあるチェーン店Double Caféがおすすめ。コーヒー、紅茶、デザートから食事まで気軽においしいメニューが楽しめます。

Double Coffee カプチーノ

ラトビア旅日記 -3- (Riga中央市場)

中央市場へ行きました。もともと飛行船の格納庫として建てられた由緒正しい(?)建物だそうです。

リガ中央市場の巨大パビリオン

パビリオンごとに魚、野菜、ハチミツやドライフルーツと乳製品パン、肉と分類されて配置され、ラトビアの食卓にはどんな食材が並ぶのかなぁ。。。と見ているだけでも楽しい。なにしろ建物が巨大で広いからものすごい量の食料が並んでいる。
まず魚パビリオン・・・ヤツメウナギ、鯉などちょっとびっくりするような魚たちが売られていて見ているだけで興奮気味。ここでちょっとしたものを買ってみるのも楽しいので、滞在中の飲物代や市場の買物に5000円から10000円くらいは両替しておいた方がいいんじゃないかな。

るんるん気分で買いすぎて食べきれないよぉ

それから野菜パビリオン・・・種類豊富、酢漬けのキャベツやキュウリも美味しそう、そして面白いカボチャ発見!帽子をかぶった小人さんみたいでかっわいい!

見てー、お帽子をかぶったカボチャさん

次はハチミツやドライフルーツ、安ーい、大きいビンにたっぷり入ったハチミツが300円くらい。

ハチミツいろいろ、粉やろうそくも

それから、ラトビアは昔からハーブ栽培が盛んな国。24種類もの薬草が配合された薬草酒ブラックバルザムという名物酒もあるし、中世には魔女といわれる人たちが薬草を調合していたらしいから本物っぽい。そんなこともあって、ハーブやドライフルーツ、ナッツなどの品揃えが豊富。

ハーブの種類が豊富です

最後は肉パビリオン・・・お肉といえばこの国では豚肉がメインらしい。新鮮(?)な豚さんがまるごとあちこちに吊るされていて、ケース内にはお顔もありましたっ。

お肉はおもに豚さんです

さらにさらに場外なんてのもあります。そう、リガの人たちはみんなここでお買い物をするんですって、だからスーパーはそんなに見当たりませんでした。新鮮な食材を市場で!買う前にちょっと味見させてもらえたりもしますよ、勇気をだして聞いてみてね。

場外でも売ってます

食いしん坊なワタシは、あれもこれもキョロキョロ楽しくてはりきりまくりの1時間半でした。
夏ならここで食材を調達して、ヴェールマネス庭園や郊外の民族野外博物館でピクニックランチしたらサイコーに楽しいだろうなぁ。

ラトビア旅日記 -2- (Rigaユーゲントシュティール建築)

今日は朝からユーゲントシュティール建築見学におでかけ。
地球の歩き方か、JTBパブリッシングの「バルト3国ガイド」を持っていれば、地図を見ながら自分で歩いてもいいかな。場所はRadisson blu Latviaから徒歩で約10分、ストレールニエク通りから歩き始めました。

ユーゲントシュティール建築

ユーゲントシュティール建築

1900年から10年くらいの間に市内中心部の約4割の建物がこんな素敵な建物なんだそうです、住んでみたい!でも中に入ったら見えないな・・・中も素敵なのかなぁ?
アルベルタ通りに曲がらずまっすぐ行くとユーゲントシュティールのお土産が買えるショップがあるのだけれど11時くらいにならないオープンしないらしい、まだ朝早くてあいていなかったのが残念。
アルベルタ通りに曲がると、art café SIENNAがあって雰囲気よさそう。
このあたりは、ミハイル・エイゼンシュテインという有名な建築家の作品が立ち並び圧巻。

入口の装飾もデコってる

入口の装飾もデコってる

建築家ミハイル・エイゼンシュテイン

建築家ミハイル・エイゼンシュテイン

つきあたったら右折、さらに次の角を左折するとエリザベテス通り。この道沿いにも素敵な建築がいっぱい。

これもすごいでしょ

これもすごいでしょ

これってグリフィンかなぁ

これってグリフィンかなぁ

なんか圧倒されるぅ

なんか圧倒されるぅ

ここまで写真を撮ったりゆっくり眺めながら歩いて約2時間。
すっかりユーゲントシュティール建築ツウなアートな気分になりました。