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カンッピ礼拝堂

ヘルシンキの新名所になると言われているカンッピ礼拝堂が2012年6月1日から一般公開されています。一般公開前日には礼拝堂の開所式が執り行われました。6月3日に今回の取材のために訪問したところ、まだ外構工事がすべて済んでいませんでした。カンッピ礼拝堂はヘルシンキ市内中心街カンッピ・ショッピングセンターのすぐ近くにあるナリンッカ・トリ広場の一角に建設されました。今年はヘルシンキが「世界デザイン首都2012」に選ばれた年、そのイベントの一環としてもカンッピ礼拝堂は重要な意味を持っています。

カンッピ礼拝堂の外観

K2S設計事務所の3人の建築家、キンモ・リントゥラ、ニコ・シロラ、ミッコ・スンマネンによって設計されました。完成前から斬新的なデザインの木造建築として国際的に注目を集め、シカゴ・アテネウム主催国際建築賞2010をすでに受賞しています。

外壁にはトウヒ材を、内壁にはハンノキ材を、そして家具等にはトネリコ材が使われ、全体的に非常に温かみのある雰囲気を醸し出しています。コンパクトにまとまっている上に随所に曲面を多用しているカンッピ礼拝堂は周囲の現代的な景色にもうまく溶け込んでいます。

礼拝堂の聖餐台

福音ルーテル教会とヘルシンキ市との連携によって運営されているカンッピ礼拝堂の専属職員は現在12名で、来訪者は教区の職員や聖職者のみならず、ヘルシンキ市の社会福祉局の職員にも気軽に話しかけることができます。ボランティア活動もこれから活発化しそうです。都会の喧騒を逃れて静かに寛ぎたい市民はカンッピ礼拝堂にやってきて、黙想にふけったり、人的交流を図ったりすることができます。今のところ洗礼式や結婚式といった宗教的行事は行われませんが、今秋以降短い礼拝時間を設けようという構想があります。

心安らかなる静かなひとときを

カンッピ礼拝堂の一般公開時間:
平日:7:00-20:00
土日:10:00-18:00

カンッピ礼拝堂の英文関連サイト:
http://www.k2s.fi/k2s.html
http://wdchelsinki2012.fi/en/program/2011-07-01/kamppi-chapel-silence
http://www.helsinginkirkot.fi/fi/kirkot/kampin-kappeli
http://www.e-architect.co.uk/helsinki/kamppi_chapel.htm

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今年もロヴァニエミにてナイステンキュンッピが開催されました!

5月19日土曜、毎年恒例の女性だけの10kmマラソンロバニエミ大会「ナイステンキュンッピ」が開催されました。
気温は12度、お天気はまずまず、かなり風の強い日でしたが、たくましいフィンランド人女性は少々の風など、ものともせず
職場グループ、友人グループとそれぞれ趣向をこらしたユニホームで約650人の参加がありました。
サンタホテル横のロード広場へ集合した参加者

サンタホテル横のロード広場へ集合した参加者

いよいよスタートです!

いよいよスタートです!

走る人、歩く人、ノルディック・ウオークの人、10km完走の為には何でもあり。そして参加することに最大の意義あり。
ケミ川沿いのコースを完走後は近くのホテルの貸し切りサウナへ。汗を流した後はお疲れさま会と、既に夜11時位までは
明るい白夜前のラップランドの初夏の夕べをそれぞれに楽しんだようでした。この女性だけの10kmマラソン大会が終わると
いよいよロバニエミでは本格的な夏が始まります。
27日日曜日はヘルシンキでナイステンキュンッピが開催されます。

オーロラに、食べられるかと思った!

2012年3月1日この冬、2番目に大きいと思われるオーロラが出現しました!
カナさんとヨーコさんの感想です。
中学、高校、専門学校の友人で兵庫県から来ました。
ロバニエミで1泊しオーロラを見まして、サーリセルカに3泊なさいました。
そして3月1日、カウニスパーの丘で24時30分大きなオーロラをご覧になりました!
「緑! 赤!! 真上にでたッ! 怖かった! オーロラに食べられるかと思った! 
鳥肌が立った!」
フィンランド最高! また是非来たいです! と感嘆することしきりでした。

そしてサーリセルカの感想は「人が優しい。こわない。自然が綺麗。帰りたくない」ともおっしゃっていました。

ノルディックの駐在員に以下のメッセージが入っていました。
「みっきー 2人の珍道中どうなるかと思ったけれどみっきーに会えてとっても充実した旅になったよ!
ありがとう! 身体に気をつけてネ。フィンランドにまた来るネ」。
2012.3.2 カナ&ヨーコ

サーリセルカ駐在員

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